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[車・バイク・他、関連動画紹介] 軽ハイト(660cc 旧規格)のCM集









スズキ・アルトとは、スズキ自動車の販売する軽ハッチバックである。


ワゴンRが登場するまではスズキ自動車を代表するモデルであり、現在でもハッチバック型として主力のモデルである。実用グレード中心であるが、かつてはアルト・ワークスと言う過激なモデルが存在した。

初代やワークスはお役所に睨まれたモデルであり、いくつかの規制はだいたいこいつのせい。

マツダにはキャロルとしてOEM供給され、かつては日産にピノの名称でOEM供給されていた。



ここでは初代のケースを紹介する。

1970年代後半、軽乗用車は大転換期を迎えていた。スバル360登場以来、各社はこぞって軽乗用車を登場させていったが、ホンダN360の登場と共に高性能化が進み、また所得の倍増によって軽自動車の豪華化が進んだ。ダイハツ・フェローMAXに至ってついに40馬力となり、また装備も下手な自動車よりも充実した装備となった。


しかし、排ガス規制が始まると軒並み出力が下がるなど、パワーウォーズに終止符がうたれた。また所得の倍増がさらに進むと今度は「本格的」な乗用車へシフトしていき、さらに軽自動車規格変更と1970年代の数年間で軽乗用車を取り巻く環境は大きく変化していった。


こうした各社が大きく変化する市場に試行錯誤するなかでスズキは独自研究の結果、軽自動車で乗車する人数は1名もしくは2名であるとし、旧来のエンジンの使い回しや部品の簡素化・質素化を始めとした徹底したコストダウンにとどまらず、車輛登録を非常に高額な物品税15%が免税となる軽貨物車登録とする事で車両以外でかかるお金を削ることにも成功した。


では、具体的にどのようにして軽貨物車登録としたかというと、後部座席使用時における後部座席のスペースの広さを荷室と同等以下にする、という手に打って出た。こうすることで、軽貨物車として登録可能となるからである。後部座席の背もたれはほぼ垂直の形状となり、ニールームは非常に狭く、ドライバーの足の長さによってはほとんど埋まってしまい座れなくなるほどの狭さであった。しかし、後部座席を利用する機会はほとんど無いという前述の調査結果から、後部座席の居住性はこれでも問題なしと判断された。


こうして、登場したアルトは47万円と言う、当時としても非常に廉価な価格で販売開始となった。このお値段はベンツのドア1枚分と言う都市伝説があるが、それぐらいに衝撃があったようだ。当然、バカ売れとなり以降は各社がアルトに範をとった軽貨物登録の軽乗用車を登場させた。消費税導入や物品税廃止など、税制が大きく変更となる1989年までは軒並み軽自動車は4ナンバー車であるほどであった。


登場以来、センセーショナルなモデルを出してきたアルトは時として、当局を刺激してしまうようなモデルがあった。


前述した通り、初代はバカ売れをしたわけであるが、各社が同じようなモデルを出して同じように人気を博せば、当然面白くないのはお役所である。物品税15%というでかい税収が消え去った上に免税のモデルを出されて、しかも大きく販売を伸ばせば目を付けないわけがなく、明らかに狙い撃ち的に5.5%の物品税を急遽課すことになった。


するとアルトは今度は2シーター車を設定した。税制の変更においても軽トラに代表される2シーター車には引き続き無税であったためである。そして他のメーカーも追随して設定を行った。とは言った所で元々、軽乗用車登録で15%という非常に高額な物品税だった為に相対的に見ても安い軽貨物車の人気が衰えることはなかった。


2度目の国の介入は2代目のアルト・ワークス登場である。1987年に登場したこのモデルは550ccで64馬力と言うリッター100馬力オーバーと言う凄まじい性能を誇り、軽~くいじるだけで0-100km/hを6秒チョイという性能を誇った。これはその当時としてはより上位の車でさえも太刀打ちできず、現在でも早い部類に入る。その後、ダイハツはミラ・TR-XX、三菱はミニカ・ダンガン(バカヤロー)などを導入、第二次ともいえる軽パワーウォーズが勃発した。しかし、行き過ぎた馬力競争が交通事故を助長する事を恐れた当時の運輸省から指導が入り、その当時の最高出力を基準とした64馬力規制を業界内で設定、以降は660ccや最新技術が導入されていながらも64馬力を超える車は登場していない。


このような経緯から、軽貨物車登録のメリットが無くなった現在では、アルトも後部座席を広くした軽乗用車登録の仕様がメインストリームとなっている。かつての47万円には遠く及ばないが、軽自動車といえども100万円前後が当たり前の時代に乗用車仕様で税抜70万円台(税込だと80万円ちょっと)、商用車仕様で60万円台のモデルを販売しているのは、精一杯の企業努力の結果と言えるであろう。






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